
年末の大掃除にプロのハウスクリーニングを利用されている方は、年々増加しています。
しかし、掃除するところはキッチン・お風呂・トイレ・窓・エアコン・ベランダ・・・とたくさんあります。
それらを全部頼むと金額が大変なことになってしまいますので、できるところは自分でやって出費を抑えましょう。
この記事ではプロの目線で、ハウスクリーニングを頼むべき場所トップ3をその理由とともに挙げさせて頂きます。
プロに頼むべき場所 3位:洗濯機
洗濯機の中をのぞくと洗濯槽の中はキレイなので、一見掃除の必要はないと思われます。
しかし洗濯機本体(プラスチック部分)と洗濯槽(回転するカゴ)の間の見えないところは
カビだらけかもしれません。
カビが発生する条件(水分とホコリや洗剤の残りといった栄養)が満たされた場所ですので
どんなに気を付けていてもカビは発生してしまいます。
カビだらけの洗濯機で洗濯するのは気分がいいものではありません。
何かの拍子にカビが剥がれて、洗濯物についてしまうこともあるでしょう。
一般の方が洗濯機を洗おうとしたら、洗濯機に薬品を入れてカビを浮かび上がらせる方法になります。
おそうじ本舗に洗濯機の掃除を頼んだ場合は洗濯機の蓋を分解して、普段見えない洗濯槽と本体の間を直接洗ってくれます。
洗濯機をおそうじ本舗に頼んで掃除してもらった方がいい理由は次の3つです。
理由その1 時間がかかる(とても面倒)
薬品を入れて洗浄するのはかなり面倒です。そして時間もかかります。
薬品を入れて5時間放置、そして浮いてきた汚れを網ですくって排水。
また水をためてから洗濯機を回して、浮いてきた汚れをまたすくう。
これを繰り返して汚れが浮いてこなくなるまで続けなければなりません。
一方おそうじ本舗にお掃除してもらうと、約2時間で完了します。
理由その2 隅々までキレイになる
自分で薬品を入れて洗う場合は、カビや汚れが本当に落ちているかわかりません。
時間が足りない、薬品が弱い、汚れが酷い場合は掃除しても取り切れていないかもしれません。
しかし、おそうじ本舗では蓋を分解してブラシで直接洗いますので、洗浄力が全然違います。
理由その3 洗えていることを目で確認できる
前の理由とかぶりますが、おそうじ本舗は蓋を分解して洗うので直接見ることができるんです。
一般の方のやり方だと、薬品を入れた後にいつまでも出てくるカビや汚れ
「本当に汚れは落ちきってるの?」と不安になっちゃいます。
でも、おそうじ本舗の洗い方だと直接目で見て確認できるんですよね。

ただし、ドラム式洗濯機の分解洗浄は難易度が高く、店舗によっては出来るところと出来ないところがあります。
金額も高額になりますので、ドラム式の場合は時間と手間をかけてでも
自分で薬品を入れてお掃除をした方がいいかもしれませんね。
プロに頼むべき場所 2位:レンジフード
2位は油汚れが酷くなりがちなレンジフードです。
放置してしまうと油の上に油がついて分厚い層になり、時間が経つとカチカチになってお掃除はどんどん大変になってしまいます。
普段マメに掃除できなくとも、年に一度くらいはお掃除しましょう。
しかし、レンジフードはなかなか大変なんです。
プロに頼んだ方がいい理由をお伝えします。
理由その1 冬は油汚れは落ちにくい
レンジフードの汚れはほぼ油汚れと言っていいでしょう。
年末の寒い時期にこの油汚れと戦うのはなかなか大変です。
というのは、油汚れは寒いとさらにカチカチになって汚れを落としにくくなるからです。
プロであってもそれは同じなのですが、強力な薬品をもっていたり、ヒーターで温めてから漬け置きをするなど
なんとかする手段を持っています。
一般の方がやるとどうしても時間がかかるレンジフード。
年末の忙しいときですので、プロに素早くお掃除してもらうことをお勧めします。
理由その2 難易度が高い
レンジフードはお掃除するのがちょっと難しいです。
高い位置、まんべんなくついている油汚れ(触りたくない)などから普段触ることがないので
そもそも掃除の仕方をよくわかっていない人が多いです。
とりあえずやってみようとすると次のようなことになるかもしれません。
・分解の方法がわからない。
・分解時に落下させて部品が壊れる・傷つく。
・汚れが酷すぎて時間がかかり過ぎる、十分に汚れを落とせない。

プロに頼むべき場所 1位:エアコン
やはりプロに頼むべき場所はエアコンが1位となります。
エアコンのおそうじは夏の前が一番需要がありますし、年末の大掃除にエアコン?と思われるかもしれません。
しかし、それでも1位にしたのには理由があります。
理由その1 難易度が高い
エアコンのお掃除は難易度が高いです。
一般の方がネットの動画を見たりしてやってみようとしても、ほぼ確実になんらかの失敗をしてしまうでしょう。
・分解できない、部品を壊す、組み立てられない。
・電気回路に水がかかって壊れてしまう。
・水や洗剤が床や家具にかかってしまう。
・すすぎが不十分でエアコンから洗剤の匂いがしてくる。
プロなら1時間程度で終わるものが、慣れていない人がやると2~3時間かかった上に十分に洗えてない、または壊すといったリスクがあります。
自分でやってみる!というチャレンジ精神が旺盛な方でも、少なくとも一度はプロにやってもらって、その様子を見たほうがよいです。

理由その2 カビ対策になる
エアコンの中にはカビが発生しやすいのは言うまでもありません。
そして風邪をひきやすい冬に、暖房としてエアコンを使うと部屋中にカビをまき散らしてしまいます。
一般的にエアコンクリーニングは夏の前と言われていますが
実は冬こそエアコンクリーニングの時期なんです。
なぜなら、4~7月にエアコンクリーニングをしていたとしても、正しくエアコンを使っていないと夏を過ぎた時点でまたカビだらけになるからです。
なので、冬にエアコンクリーニングをすればいいんです。
エアコンは暖房として使用するのであればカビは発生しません(結露しない=水分がない)。
まとめるとこうなります。
夏の前にクリーニング➡直後の夏にカビが発生し、冬もカビがある状態。
秋以降にクリーニング➡冬はカビなし、夏まではカビがない状態を維持。

もちろん、年末のハウスクリーニングはやってもらいたいところを予算に合わせてお願いしたらいいと思います。
その中でも、プロから見てプロがやった方がいいなと思うところを挙げさせて頂きました。
誰がどこを掃除をするにしても、キレイなおうちにして新年を迎えましょう。